原子力産業向けに開発された柔軟で優れた放射線スキャンシステムです。高線量下の厳しい環境に対応すべく設計された、原子力技術者による、原子力技術者のための初めての分析評価システム、それがN-Visageスキャナーです。
CZT検出器技術をベースに独自のイメージングシステムを採用しています。システムの軽量化が狭あいな開口部からの挿入を可能とし、かつ バックグラウンド除去、 高空間分解能、 高エネルギー分解能、360度全天球画像の出力を実現しています。
メリット
- 既存のサービスポート(貫通孔)を利用した再処理施設および燃料取扱施設の分析評価
- 様々なイベント後の分析評価と対策
- 遠隔操作探査機(ROV)を利用した分析評価
- 高放射線環境における放射線源の把握と管理
- 遠隔による廃棄物の分析評価
特徴
- 標準システムでレビュー、解析、情報共有が可能
- エネルギー分解能:<3% FWHM @ 662 keV
- エネルギー対応範囲:30 keV~1.4 MeV
- 高解像度全天球画像 (~9.3MP)
- 点群データレンジ:20m、解像度:±30mm
- 小さな開口部に対応:外径90mm
- 重量:~9Kg
- アンビリカルケーブルの長さ:最大100m
- リモート動作用に再構成可能